“静謐の魔術師”ヴィクトル・エリセ監督の長編第2作。少女の目線から映し出されるスペイン内戦の傷跡…「エル・スール」

配信作品・解説 STAFF: YK
“静謐の魔術師”ヴィクトル・エリセ監督の長編第2作。少女の目線から映し出されるスペイン内戦の傷跡…「エル・スール」

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  1. エル・スール(スペイン/フランス 1982年)

エル・スール(スペイン/フランス 1982年)

少女の目線から映し出されるスペイン内戦の傷跡…ヴィクトル・エリセ監督の美意識が凝縮された長編第2作

医者の父と元教師の母を持つ8歳の少女エストレーリャは、スペイン北部の城壁に囲まれた町へ引っ越し、郊外の一軒家で新生活を始める。父アグスティンには振り子を用いて目的物を探す不思議な能力があり、村人から尊敬される父をエストレーリャも慕っていた。また、父の故郷が南(エル・スール)にあると母から聞かされ、見知らぬ地への憧れも募らせていた。そんなある日、エストレーリャは机の中の封筒から父の秘密を知る。

“静謐の魔術師”ヴィクトル・エリセ監督の長編第2作。もともと3時間の予定だった本編時間が製作上の理由で95分に短縮されたが、内戦の傷を心に追う父と彼を慕う娘の関係が絵画のように美しく彩られ心に染みいります。

■出演
オメロ・アントヌッティ、ソンソレス・アラングーレン、イシアル・ボジャイン、オーロール・クレマンほか
「エル・スール」(c) 2005 Video Mercury Films S.A.

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